< 願望のデタラメ > まだどうなるか分からないにしても、関係者がそれぞれに小出しに情報を出して出方をみるということなのか、北も米もまして共産中国も南も、まったく信頼するわけに行かない様相だが、・・・ただひとつ間違いないのは、日本のマスメディアやなにより右翼保守の「評論」が、可哀相なほどに「貧相」にすぎることだ!!・・「報道」も、いったいその源泉は何なのか、噂\を憶測で捏ね上げたものなのか、と思わせるほどに信頼度が感じられないものだ。 そのひとつは、こう報じている、読売5/14付け 『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が中国の習近平国家主席と今月7、8日に中国・大連で会談した際、非核化の中間段階でも経済支援を受けることが可能\かどうか習氏に打診したことが明らかとなった。 習氏は米朝首脳会談で非核化合意が成立すれば、段階的支援が可能\との考えを伝えたという。 中朝首脳会談の内容を知る外交筋が13日、明らかにした。正恩氏は習氏に、「米国は、非核化を終えれば経済支援すると言うが、米国が約束を守るとは信じられない」と不満を表\明。「米国と非核化について包括的な合意ができた場合、中国が中間段階で経済的な支援を行ってほしい」と要請した。 習氏はこれに対し、「米朝首脳会談で非核化について包括的に妥結すべきだ」と米朝の非核化合意を最優先するよう要求。「米国と合意し、非核化の具体的な進展があれば、中国が北朝鮮を支援する大義名分ができる」と述べたという。 いまひとつは、米国のニュースの転送だ、 『ポンペオ米国務長官は13日、米FOXニュースのインタビューで、6月12日に開催される米朝首脳会談を巡り、北朝鮮が核開発計画の廃棄に応じた場合、米国の民間企業による北朝鮮へのインフラ(社会基盤)投資を認める考えを示した。 ポンペオ氏は「米国の民間部門は、北朝鮮のエネルギー網やインフラ構\築の手助けとなるだろう」と述べ、電力不足に悩む北朝鮮に対し、エネルギー支援を行う用意がある考えを示した。「米国の農業は北朝鮮を支援する能\力もある」とも指摘し、農業の技術支援も選択肢に入れていることを明らかにした。・・・』 どこまで本当か、誰にも分からないし、こんな内容を外部にもらす意図も分からない、・・・ただ、わかることは、「いまのところ」ではあるが、次のような、右翼保守の「評論」とは、まったく異質な「動向」が「あり得て」いる、ということだ、・・・ 『・・・しかし北が核廃絶とミサイルを放棄するのはまともな経済活動に入りたいからだ。その時、資金は誰が負担するのか。中国でもなければ韓国でもない。韓国に経済協力資金を出したような形で北に援助ができるのは日本だけだ。拉致問題を頬っ被りすれば北朝鮮の再出発の資金をどこから得るのか。・・・』(屋山太郎;5/2付静岡新聞『論壇』;部分) 根拠や、材料やら何もなくて、得手勝手な「空想」「願望」とかいうべきものをしたり顔に振りまいている、・・・左翼の捏造の喧噪と好一対なのである!! 「庶民」はいずれの陣営の妄言や盲動にも左右されることなどない われわれが知りたいのは、「事実」である!!! 知らせなければならないのは、「事実」である!!