< かもしれない? > どのような「傾向」を持つ者かわからないが、外信のコラム記事にこうある、・・・ 『・・・主要な軍事演習は常に、国際的な結束を誇示し、外交的圧力を強めたり弱めたりする手段として使われてきた。朝鮮半島におけるトランプ氏の動きもそうしたダイナミクスの一環かもしれない。だが米同盟諸国が最も恐れているのは、これが、より広範囲な米軍撤退、とりわけロシアや中国のような潜在敵となり得る大国と国境を接する地域から撤退する始まりとなることだ。 そのような孤立主義的アプローチは、トランプ大統領支持者の大半だけでなく、中東などにおける近年の米軍事行動は高額で、大きな損害をもたらした過ちだと考える人たちから歓迎されるかもしれない。 過去20年において、米国による軍事行動が常に国際社会に安定をもたらす源であったわけではない。とはいえ、約70年にわたり、欧州やアジアにおける米軍のプレゼンスは、しばしば不安定ではあっても平和を維持するのに役立ってきた。 朝鮮半島で何が起きようとも、シンガポールでの米朝首脳会談から得られた最大の教訓は、世界が米軍によるそのようなコミットメントを当たり前だともはや考えることはできない、ということかもしれない。』(6/21 ロイター;米韓演習中止、同盟国が恐れる米軍「世界撤退」の序章か) 「かもしれない」ではない!!! ずーっと、核を有する半島として統一される、共産中国とロシアの軍艦が釜山に寄港する「常況」となる、と当方は云い続けて来たところである、・・・「かも知れない」のではない、実現の過程にあるのだ!!! 米国のトップがどう変わろうと、彼らは「一個人」ではなくて「米国の利害」の「ペルソ\ナ」であるから、その「国策」として見る「構\え」を失えば、それに「対処」する「日本」は「国際」ではなにものでもなくなる・・・自主自律の政策が生まれてこないからである!! ご当人Tは、「国際」の維持の負担を「お前らも支払え、応分に」と言っているだけだと、思い込んでいるのだろうが!!! 欧米の記者には、その「当たり前」が、多少はよく見えるのだろう・・・それも「いまさら」なのだが!!! 日本の政治と政治家と国民の状況は、まだ戦後のままなのだ!!! 「嘆きの惨状」を迎えることになるだろう!!!