2017年1月8日日曜日

< 急いでは絶対にいけない!そして、ガッカリする要なんぞ微塵もない! >

< 急いでは絶対にいけない!そして、ガッカリする要なんぞ微塵もない! >
すべてが想定通りである。

戦勝品であることの喧伝、及び経済協力をしないというならばさらに共産中国との互恵関係が深化していくだけのことだ、とのご託宣である。

しかしながら、日本は、いまは、経済関係だけでも押し進めるに十分に値する。
しかも、ロシアの本土においてこそ、経済関係を進め、深化すべきである。
シベリアどころか東欧から欧州そして中央アジアに至るまで、ロシアとの経済関連プロジェクトを起案して一緒にやれるものは大いにやればよいのである。いや、やるべきである。

カントリーリスクは、ロシアだけではない、どこにもでもある。
事業・商売は民間がやるのだが、その際のリスク緩衝・緩和措置に国が関わる形にすればよい、できるはずだ。

そうだからといって、それは領土問題を捨てる事を意味するわけでは決してないのだ!


むしろ、“島”での「共同」になぜ拘るのか?それは世界に向けての相手の主張をより鮮明に宣伝する機会を与えるものだ。要は“俺達の土地で仕事をさせてやっているのだ”、と。

しかし、「そこ」は彼らにとっては辺境の地だ、捉えようによっては、ロシアの財政と労力を彼らに「消耗」さておくべき地である。
中国や半島の労働力・資本がすでに入り込んでいる、という・・・しかし、そうであっても、「そこ」が、中国や朝鮮半島の“もの”になることはない。
往来の緩和と商売の範囲が広がる程度のところから始めて、それでもよいと心得るべき段階ではないか。軍事基地化の課題は有るだろうが!!?

50年どころか100年掛かる課題だと腹を据えるべきで、・・その間に取り戻す機会の到来、それが“物理的”であるかもしれない場合をも想定して、を図りあるいは謀って行くべき課題だと心得ておくべき事案だ。

相手が何と言っているかが問題なのではない。・・・そんな事には拘わらずに、日本が、「我が領土である」ことを“世界“に伝え続ける持続的活動を坦々と実行し続ける、その工夫をすることこそが肝心だ。

むしろ、ロシアの本土においてこそ、経済関係を進め、深化すべきである。このことの特に中国、そして米国・欧州に対する日本の戦略的意義の方が大きく、重いものだ。それが延いては領土問題に繋がっていく、と捉えるべきである。

急いでは絶対にいけない!!!
それは、却って「課題」そのものを「ない」ものとして確定させ葬り去ることになるのだ!!?

右翼や保守や国粋やらはむろん、学者やまた憶測で煽る記事しか書かないメディアの、ただの短兵急な評論やら解説やら、に惑わされてはならない!!!!

皆さんは、どう考えているか?