< 誤解と倒錯 > 競馬や競輪はスポーツである。 これを博打とイッショクタにするのは「誤解」だ。 プロ野球も高校野球でも相撲でもその他スポーツを博打と同一視する者は居ない。 けれども、たしかに、どんなことでも賭け事の対象とする者が居る。 こちらは、チャントとした「犯罪」だ。しかも、納税やマネロンの問題としてでなく、その行為自体が。 なぜだろう。 競輪・競馬は、“公営“にし、かつ興業日を限定し、「管理」すれば、となった。 競艇やオートレースはどうだろう? パチンコはどうだろう? こうしていくと、切りなど無い。 ・・・ けれど、そんな事ではないのだ。 肝心なことは、確かなのは、博打場が、けっして経済の浮揚の「起爆剤」になど、なってはいないことである。 地域経済のあるいは「観光日本」の発展なり何なりの起爆剤となるかのような「ウソ\」こそが問題なのだが、議員もメディアも、触れもしない分析も評論も何もしない。けっして、当然のことではないのに。 ハナから「倒錯」もしくは「欠落」してしまっている。 だから、おつきあいで“仕方なく”の者はともかく、クダラナイことに懸命になっている派閥の長その他はどうしようもなくアン・・タンだ、と国民は“診て”いるのである。これが、NHKの調査で、十\数%でしか賛同者がいないことの「意味」である。