< 躓きの石・・二兎を追うなどと?? > 稚拙な応援団の所為で、転んで、かすり傷ぐらいで済めばよいが、・・・骨折することになるだろう。 この折角少なからぬ期待を背負って再登場した者を、その周辺者は、躓かせることとなるのだ。 周辺者が何といおうと、なぜ、本人自身が、「まづは、経済関係にフォーカスして推し進めるのだ」と云わないのか? 昔の知恵者の格言を思い起こすべきだ。 ロシアとの経済関係はとても重要だ、とは庶民は感覚上十\分に理解している。まして、過去数年は無論、向こう5年・10年・15年の将来に及んで、何にもまして、経済に力点を置くべきであることを。 ・・・そういう、いまこの時期にあって、相手が欲しがり、その上何よりも自身にとってのメリットが大きかろうと思われる案件であれば、尚更の事、経済協力に焦点を当てた交渉で十\分と捉えるべきだ。 ロシアとの経済関係の構\築は、そのまま対共産中国政策なのだから、いまこの時期はそれで十\分なのである、・・・日本がやらなければ、中国や朝鮮半島の国々が、代替するだけの事である・・ロシアにとっては何ほどの事でもないのだ。 実際、シベリア開発案件で中国と契約を結んでいるのだろう、傍らで。 ・・・にも拘らず、周辺の直接・間接の応援者は、勝手に北方を絡ませ、まるで“見て来たようなウソ\”の類の四島返還話しを喧伝し、勝手に“持ち上げ”たりしている。・・・浅はかなメディアと一緒になって、又は自身のネットtvを通して。そうして結果は、躓かせることになるのだ。 ・・・・きっと、その後は“腐して”見せることになるだろう。 保守・右翼と目されるその人達は、経済協力の中身の議論は微塵もしない、・・・肝心のそのことが知りたいと思っている我々市井の庶民には、少なくとも、見かけることも聞こえて来ることもない、・・・なぜか?・・・彼らもさっぱり解らないのだ、きっと。 戦争で奪われたものは、戦争でしか取り返すことなど、できはしない!!庶民には、当たり前の事だ。 そして、戦争などできはしない、こともよく知っているのだ、庶民は。 経済的な対等な協力関係の継続的な発展維持しか方途が無いのだ、・・しかし、それは、けっして領土の放棄を意味しない。 「経済協力だけさせられて領土が還ってこない・・・やるな」という類の宣伝さえなされている。(その背景には、どんな者が居るのだろうか?) 日本がやらなければ、中国や朝鮮半島の国々が、代替していくだけの事である、・・孤立するだけではない排除されるのだ。 欧州の事に関わり同調して、得るべきものを採り逃すどころか、排除される愚を犯してはならない。 逆に考えてみればよい、・・欧州はアジア情勢に関わったりしない・・・それどころか、仏は共産中国に武器を供給し原発商売を一緒の展開し、独は中国・欧州間の鉄道網ほか経済的紐帯を強めていることを。 遠慮など何も要らない!・・しかし、二兎を追ってはいけない! 皆さんは、どう考えているか?