2017年1月8日日曜日

< なぜ、停滞しているのか? >

< なぜ、停滞しているのか? >
「できるかもしれない」という“持続性のある展望”が、その根拠付けを伴って、そうして初めて人は労をいとわず物事に取り組み働き続けるものだ。
 このことに、どんな主義も“翼“も理論もまったく要らないし、”学”に至っては却って害で、無用だ。
自身が何をして生きていこうか、と至極当たり前の自問をしてみれば、自然に思い至る健全な認識で、この世の中がこれまで成り立ってきた基盤だからだ。

その基盤が突き崩されているがために、どれほどカネをバラいても、どんなに金利を下げても、どれほど為替を弄ろうと、特定の限られた者や集団の下に吹き溜まるだけで、経済循環を惹き起こさないのである。

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一部のたぶん大規模な空港や港を抱える片手で数えることができる程度のいくつかの“都会”にしか設営されることのない博打場を、どこかの紙製造業者の最高学府出の御曹司の「会社の金を盗んで」は散財する“好きもの“のような「ヤクザ」な連中に遊び場を、提供するだけの「政策」が、観光で経済を活性化などという大嘘の謳い文句で、大真面目に国会を通過させ、更には五輪もそうだが、まして万博なんぞというせいぜい数か月間のお祭りに兆を費やし、その後は跡形もなくなるか、お荷物にしかならない、元役人のイベント屋ブレーンの自己満足施策を担ぐ諸政党と政権!!!?
ちなみに、“大阪”のときなど、“動員”が掛かって遠足・修学旅行に組み込まれていたが為めに「たた行っただけ」のもので、何物でもなかった。・・・ご当人は「黒字だった」と自慢しているのだが。
・・・その後の大阪はどうなの、自民党知事だったんだろう?!

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たしか以前、整備新幹線網を力説する貴殿の委員会質問に、“その前に在来線の複線化の課題がある”などという意味合いの答弁を“総理“がしていた、と記憶するが、・・・その様な課題があって意義あるものとしているのであれば、そもそもそれを「なぜ、やらないのか?」

「国土強靭化」などもはやどこ吹く風である、・・・十年・二十年掛かろうと、いやそれだからこそ、“持続する展望”だからこそ、国民が、一番求めておる施策だ。
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が、ますます遠ざかって行く、堅実な社会基盤の常識から!!!