6か月ほど前に、こんな風に述べて置いた、・・・ 『・・・ 向う半年、せいぜい1年も掛からないだろう期間内において「終わり」が、少なくとも「終りの始まり」が露わになるだろう、総裁任期の延長の恩恵は次の者が受けることになるだろう、・・・その可能\性が日本の現況には胚胎している むろんその組織の内部からではない、…そんなムーブメントは内部では起こり得ない むしろ、これまで“何となく”支持若しくは反対せずであった民衆の方から去っていくのだ! もう、始まっている・・・多数に安心している者達には見えないところで そのとき、内部からも目ざとく動くものが現れるだろう、がしかし、そんな者に惑わされず、・・・「次」が見えない今こそ、今後のいくつかの政治的イベントと経済環境の推移のなかで、「 誰が、どんな姿勢で、どのような言動をするか?」を民衆は注視していかねばならない・・・』(<終焉の足音>201611012) ただ、内部から「もう辞めよ」と云う者が現れることはない「かのように」書いたが、そうとも限らない「かもしれない」点は間違っていたのかもしれない、・・・ けれど、その場合であっても、『これまで“何となく”支持若しくは反対せずであった民衆の方から去っていく』状態が根底に横たわっているからである 「この御仁」には、新たなスローガン(まるで小・中学生の生徒会のような)や会議を設定して、「何かやりそうだ」と思わせておけば、「民衆」は手なずけることができる、と思いなしているところがあるように感じ取られる、・・それが、見え透いている、と、・・・ようやく、それに気付く者が現れるようになってきたのだ!!! 三大談合覇権国家の長は、いまに始まったことではない、自国権益の盲者かつ猛者に過ぎない連中である! 自由の旗手でも共産の権化でも、何物でもない!! 彼らの周辺で支える者達が、自身と自国の権益拡張論者、・・キッシンジャーなどは一貫して共産中国とともに、今なお、それを体現してきた政治フィクサーに過ぎない! しかし、その為には、目先の景気対策や一過性のイベント企画なんぞに頼ってはならないことを良く知っている連中である・・・物理的な破壊もその一つの手立てだと弁えて実行する覚悟があるのだ! 日本の「長」とは、「性質」が根底から異なるのだ!! 米国Tに一つだけ、あえて取り上げる点があるとするなら、・・むろんまったくの「憶測」だが、・・共産中国に「商機」だけしか観ていない事には変わりないものの、いやそれだけにと云うべきか、・・・ロシアと米国にだけ「世界の安寧のコスト」を支払わせてきた傍らで、軍事拠点を戦わずに手中にし、「漁夫の利」を取り続けて、場合によっては焼け太りしてきた「中国」、という実態についての「なんらかの思い」があるのではないか??!という事だ!! 安寧のコストは米国に払わせておいて、困窮した国から手始めに「世界を我が物」にするなどと!! 「お前も支払え!!」その上でこそ「対等の立場」となり得るのだ! ・・・「協力」というものは、その基盤の上で競う環境にあって、はじめて成り立つ「関係」なのだ! ・・いや、なにも、そんな政治「哲学」があるというのではない、・・・・ しかし、なによりも、単に「商機」の観点からのみしても、コストを払わずに収益だけ「協力」というのでは「割に合わない」ことは、商売人ならば、論ずるまでもない、日常の感覚であり現実であり経営哲学の筈だ!! 日本の政治家や、政権に欠けている「根本」は、「識者」が唱えるようなそんな高尚な理論や哲学なんぞにあるわけではないのだ!! 欠けている者に、いつまでも賭けていてはいけない、・・・「大衆」とか「民衆」とか云われている者達は、いつなれば眼を覚ますのか? 「庶民」には、透き通るように見える!!