2018年1月23日火曜日

< チョット空想 >

結構\、大事なニューズのように感じられるが、・・・
『・・・日本が環太平洋経済連携協定(TPP)で関税を撤廃する割合の95%に迫る水準になる。日本とEUは自由貿易の推進で一致しており、EU側も極めて高い割合で撤廃する見通しだ。
 日本側は、工業品についてほぼ全ての品目で関税を撤廃する。しかし、EUで生産が豊富なチーズなどの品目については、国内の酪農家を保護するため、できるだけ関税撤廃を見送りたい考えだ。麦など関税を維持するのが濃厚な品目もあり、農産品については関税の撤廃割合を8割程度にとどめる方向で検討している。』(読売 6/25)

 私的な嗜好が絡むので恐縮だがそれは多少は致し方ない、・・・チーズは好きだ、でも一度にたくさん食べることはない、サラダに少し混ざっていればそれでよい程度だ、・・結構\そういう方が少なくないのではないか・・・、たしかに、果実類と同じで、もっと安価ならば消費量が増えるかもしれない、嗜好も世代単位で変わっていく面もあるだろう
 牛乳はマグカップ一杯分は家族全員が毎日飲む・・・値段は5年前と同じでも、味が水っぽくなっているのは、家族一致した「感触」だ・・・それでも受容れている

品質の管理保証が一番大事だ、と・・・これはどの家族皆同じだ・・その仕組みがとても大事だ、・・と多くの方がそう思っておられるのでないか、・・・そういう点は、報じないし、議論もされない!!
魚介にせよ、土ものは中国産は買ったことがない、・・・加工食品にはたくさん使われているだろうが

その「仕組み」に日本側が常時「関与」する仕掛けを築いて行くのであれば、受容れたらよい、・・・品質の管理に日本側が関与できないところとは取引しない、という対外的姿勢がむしろ肝心だと!

・・・農家や酪農家にはもっと別の手立てがあるのではないか?

 共働きの家庭には(今後増えるのかどうか知らないが)、学校の給食はとても有り難いものだ、・・・市町村やまして各学校に任せきりにせず、現場の対応はそれより外にないが、学校給食と農家や酪農家と「取引」できる仕組みがあればよい、・・「競争」?・・・そうだ、個々の農家が学食にせよ社食にせよ、個々に取引ができるわけがない、「モチより粉の方が高く」つく、・・・またぞろノーキョーの独占になる?・・いや、そうさせない仕掛けにすればよい、一年毎に契約は複数の団体・個人・法人の納品業者による入札だ、・・談合と賄賂の温床になる?・・いや、一地域の納品業者は独立した複数でなければならない、納品先は毎年同一地域であってはならない、等々・・にすればよい、むろんできれば、・・学校が直に「交渉」するわけじゃない、地方農政機関に代行させればよい、1年で転勤していく行政官に当たらせて置けばよい・・関係の固定化という癒着を「根絶」はできなくとも「困難」にすることはできるはずだ、・・・一学年100万人として6歳から17才まで12学年1,200万人、年間200日として24億食の市場だ、・・・いや、門外漢のあやふやな空想はともかくも、・・・

 どこの国でも「関税」以外に、「保護」とはいわず「育成」と云ってもよい「手立て」を講じているはずだ!!・・国策で仕組み自体は関わったらよい、遠慮なんか要らない!!そんな風に思われる