どこよりもなによりも優れた武器を持てば、「いざとなれば」それを使って、・・という風の思うのは、たんなる幻想で、「いつでも相手を叩き潰すことができる」と考えるのは大いなる誤解である!!! 「いざ」となった時には、すでに「使えない」状況や環境にあり、「いつでも」という「時」はついぞ到来しないのである!!! 庶民には、・・まったくの素人であっても、自身がどのような事態や状況になったときどのように振る舞うだろうか、とほんのチョット立ち止まって振り返ってみることしかできない者であっても、・・・いやそれだからこそ、ごくありきたりの受け留め方にすぎない!! 政治や経済や言論やの中枢に棲まう者達には、この「当たり前」がまったく判らない!!・・・「専守」や「自衛」ということの意義をはき違えているのである!! 従うべき「国際」などというものはない、・・・論証と実証との備えの基に、形作っていくべき「国際」があるだけである!!!