森田 実という者が、7/2日付けで、こんな「評論」をしていたようだ・・ 『・・・ 「李下に」を忘れた総理 政治権力者の立場にいる政治指導者は、国民が疑いを抱くような事は、してはならないのです。このことを、古人は「李下に冠を正さず」と言ったのです。すももの木の下で冠を正せば、外からはすももを取っているようにみえるから、こんなことはしてはならないという意味です。安倍晋三総理以前の政治指導者のほとんどは、この言葉を守ろうとしてきました。 ところが、安倍総理は、自らが「腹心の友」と呼び、日頃ゴルフや食事を共にする親友の願いを達成させたのです。安倍総理自身は「自分は関係していない」「法的には何ら問題はない」と繰り返し強調していますが、最高権力者として守るべき政治道義を、安倍総理は守る意思がないことが明らかになりました。 最高権力者が、法的に問題なければたとえ政治道義に反することをしてもかまわない、という態度をとった時、その政治権力者は国民の信頼を失います。日本国民はいま、このことに気づいたのです。しかし、安倍総理は、いまだ気づいていないように見えます・・・』(JAのコラム) 内容は、ごくありきたりの、政治家の心得論のようなもので、特段の事はない、・・・これが、やり過ごせば過ごすほどに離反した民心は還ってこない、という趣旨なのだろう、・・・ありきたり、というのは、・・・多くの者が、マスメディアの石ころのような記事断片から感じ取って居る、その一面だ、という意味だ、・・・それだけに、拭い難い性格を帯びているということだろう!! 角栄さんは、派閥拡大・維持に多額の資金を要し、その過程で自身や周辺の懐具合にも配慮したであろう、・・・外交上はどうであったか、せいぜい中国共産党の二世代前までの者の辞令上の評価が残っているぐらいか・・・でも、建設・通産関係の役人にはいまも支持者がいるようなのだ、・・彼我の違いは何なのか、よく分からない、・・・片方は、当時のカネで5本指、一方はゼロ(表\向き)なのだが、・・・ この評論家は、むかし、元経済学者・評論家のNと運動家派閥上の関係があった者ではないのか、、・・・ これがなぜか、時事が伝える会談に同席している、というのだが、・・しかし、その記事内容は、・・ 『 安倍晋三首相は13日、自民党の二階俊博幹事長と首相官邸で会談した。 首相は、通常国会での野党との論戦を念頭に「ちょっとむきになったところがあったのを改めて、ソ\フトに対応していきたい」との意向を示した。』(時事 7/13) 残念なことに、とりあえず、「頭を低くしておく」という「響き」なのか、・・・、コラム記事は・・そうようにしか受け取られなければ、離反は決定的になる、という意味だったはずだ!! 遠からず、「次」のために、政治家には、意義のある活動をしてもらいたいものだ、・・・ハッキリしているのは、多くの者が、注視しているのは、旧態依然の者達の交代劇なんぞでないことだ!! 「政策」の議論をしてくれ!!!