2018年1月24日水曜日

< 事実を!!! >

我々が知りたいのは「事実」であって、識者やマスメディアの偏った断言の論評ではない、・・・
読売が『「一帯一路」で軍展開、内部会議で中国「本音」』と題して、次の記事を載せている
 
『 中国の習近平(シージンピン)政権が進める巨大経済圏構\想「一帯一路」を巡る安全保障をテーマに中国の国防大学が約2年前に開催した内部の会議で、軍当局者ら出席者が、構\想の枠組みで軍の海外拠点展開を図るとの認識で一致していたことが、国防大の会議議事録で明らかになった。
・・・
2015年12月に開催された会議では、国防大や国防省、軍総参謀部(当時)の幹部、対外投資にかかわる銀行や石油業界関係者ら約20人が発言。国防大の研究者2人は、中国海軍のインド洋海域展開には12か所の港など「補給基地」が必要との分析を示し、国有海運会社「中国遠洋運輸」など中国企業に「商用名目で他国の港の使用権を獲得させ、海軍の停泊、補給地点とすべきだ」と主張した。』(8/21)

領海や領土内ではむろん、その「外」の「公海」であろうがなかろうが、自国の商売人達が、自国軍に護られている、という「環境」を確保しようとするのは、むしろ当然の事である、・・・とすれば、特別な知見がない素人であっても元々が十\二分に推察可能\で、「さもありなん」という「事実」が「議事録」で明らかになった、ということだろう、・・・
 しかし、「内部の」そんな議事録なるものがどのようにまた何の意図で公になるのか、背景が分からない面はここでは措いて、

・・では、日本の課題は何だろうか?

共産中国に肩入れするシンクタンク所属研究員・マスメディア・「党」の中枢の政治家一部など、・・もう2年前のこの種の情報や資料などはまったく知らないで、過ごして、共産中国の「機関」に早く参加しろ云々と「論評」してきた、ということなのだろうか?
この種の事案には、何らの評論も論評もしないのか?


国民が知りたいのは、事実とその証跡である、・・しかも、しかるべき時に!!!

マスメディアや評論には、その肝心な事が、欠落している!!
だから、そのメディアに乗っかる次の「候補」連中も、どうでもよい「瑣事」に「かまけて」いられるのである!!!