2018年6月7日木曜日

< 研究開発立国を >

たとえば、の話しである、しかも「技術」に疎いの素人の、・・・だが、私的に何ら「利害」があるわけでない!

水素と酸素を反応させて電気を取り出す燃料電池は、電池とは云っても、水素と酸素のもつ化学エネルギーを電気エネルギーに変換する「発電設備」のことで、電気を貯めておく装置ではない、とのこと、・・燃料電池の発電実験が初めて成功したのは1839年、今からもう170年以上も昔のことだ、という、・・「維新」前である!

肝心の、その「水素」自体はどう製造するのか?
『 燃料電池で必要になる水素は、LPガス、天然ガス、石油、メタノール、バイオマスガスなど「さまざまな原料」から得られるし、製鉄所やソ\ーダ工場などから豊富に出てくる副生水素を利用できる 』、のだそうだ、・・・
けれど、何といっても、やはり「水」から取り出せる点が関心事のはずで、・・・要は、日本には無い「化石燃料」への依存から脱することができることがミソ\のようだ!!

ところが、その水からとなると、製造自体に「電力」を要する・・それを太陽光やら風力やら地熱やら「再生エネ」で、と!
 そこで、『 水素製造の考え方は、エネルギー媒体として、「再生可能\エネルギー」を「貯蔵可能\エネルギーである水素」に変換して利用するということ 』だ、というのだが、・・・
そこから、・・・『海外の豊富な水資源を背景に「水力発電で液化水素を」つくり日本に輸出、沿岸部で水素発電するという日本で構\想されたWE-NET計画なるものがある』、と!
「政府」も関与していた、ようである!


 でも、それならば、なぜ、折角の水の豊富な「国内」での「水力」の活用手法・技術を「支援」しないのか?・・・なぜ、いきなり「海外」なのか?
「国内」では、将来の日本の生活・経済の向上発展維持を賄うことができない程度なのか?

車だけでない、家庭用、産業用にも使えるのだろう!?!
・・・「独自」の可能\性を徹底するとなれば、たとえば「水力」ならば、関連してしかも全土的な「国内インフラ」その「投資」にも繋がっていく「含み」を感じさせるものだ、とすれば、・・・一企業や一産業には留まらない「可能\性」を感じさせる、と素人ながらにも、思われる!!!

たぶん、素人には分かりようのない「課題」が潜んでいるのだろう、おそらくは!!
・・・でも、だからこそ、その研究開発に力こぶを入れる要があるとも云える、「将来への展望」としての「政策」として!!!

別段、「水素」の話しに限らない、・・・何につけ、この種の事をもっと、と!!!

「技術」は、放っておけば、やがて間もなく次第に「類似」品が出回る「世界」のように思える、・・・でも、「研究開発」は、「自然」に拡がることはない、・・・「意志」とか「覚悟」とかそれに伴う「支援」とかが必須の、まして、その「将来に向けた持続」のためには、「教育」インフラまで含めた裾野が広がっているいる「世界」の様に感じられる!
・・・そして、肝心なのは、立ち向かっていく若い者達の「自在」を許す「度量」が試される世界なのだ、おそらくは、・・・その「むつかしさ」を支えることに、国の役割があるのでないか?