2017年5月4日木曜日

安倍総理は世界情勢をわかっていらっしゃるのでしょうか?

参考記事 自由貿易、林氏の遺志継ぐ=安倍首相 2017/02/19-14:36 時事通信

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021900313&g=pol

全文掲載します。

安倍晋三首相は19日、山口県下関市で、3日に死去した林義郎元蔵相の葬儀に参列した。首相は弔辞で、林氏が生前に「保護主義的な動きを回避し、自由貿易体制の維持が世界経済発展、国民生活の基礎だ」と主張していたことを紹介。その上で「今こそ、この先見性に満ちた言葉をかみしめなければならない。林先生の高貴な足跡は後に続く政治家にとって模範とすべきものだ」と述べ、遺志を継ぐ決意を強調した。

瑞穂の国の資本主義はどこへいったのでしょうか?あれは嘘だったんですね。

安倍晋三 瑞穂の国の資本主義 (文芸春秋創刊90数年記念号「新しい国へ」「文芸春秋2013年1月号」より)」 
http://mayuge2000.tumblr.com/post/109197758226/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89-%E7%91%9E%E7%A9%82%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9-%E6%96%87%E8%8A%B8%E6%98%A5%E7%A7%8B%E5%89%B5%E5%88%8A%EF%BC%99%EF%BC%90%E6%95%B0%E5%B9%B4%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%8F%B7%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E5%9B%BD%E3%81%B8%E6%96%87%E8%8A%B8%E6%98%A5%E7%A7%8B%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%93%E5%B9%B4%EF%BC%91%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%82%88

全文掲載します。
「日本という国は古来から、朝早く起きて、汗を流して田畑を耕し、水を分かちあいながら、 秋になれば天皇家を中心に五穀豊穣を祈ってきた、『瑞穂の国』であります。  自立自助を基本とし、不幸にして誰かが病に倒れれば、村のみんなでこれを助ける。 これが日本古来の社会保障であり、日本人のDNAに組み込まれているものです。  私は瑞穂の国には、瑞穂の国にふさわしい資本主義があるだろうと思っています。  自由な競争と開かれた経済を重視しつつ、しかし、ウォール街から世間を席巻した、 強欲を原動力とするような資本主義ではなく、道義を重んじ、 真の豊かさを知る、瑞穂の国には瑞穂の国にふさわしい市場主義の形があります。  安倍家のルーツは長門市、かつての油谷町です。そこには、棚田があります。 日本海に面していて、水を張っているときは、ひとつひとつの棚田に月が映り、遠くの漁り火が映り、それは息を飲むほど美しい。  棚田は労働生産性も低く、経済合理性からすればナンセンスかも知れません。しかし、この美しい棚田があってこそ、私の故郷なのです。 そして、その田園風景があってこそ、麗しい日本ではないかと思います。  市場主義の中で、伝統、文化、地域が重んじられる、瑞穂の国にふさわしい経済のあり方を考えていきたいと思います。 
 (文芸春秋創刊90数年記念号「新しい国へ」安倍晋三(自由民主党総裁)