Netで縮刷版のtv討論番組(bsフジ3/16)を覗いてみると、参与の米国有名大学元教官その他が出ていた。・・・1カ月ほど前の地方紙のインタビュー記事をみて、その主張のあまりの整合性の無さに驚かされ、以前少しばかり触れた、基本的には変わらない。 この番組の“オシャベリ”も、旗手だった自身をさしおいて、「日銀副総裁はじめ彼らが進めてきた」ことなどという物言いをはじめとして、・・・根底にあるのは“自己弁護”だ。・・・それで今度は、目先を変えるに都合のよい米国有名経済学者の説(素人には“にわか評価”の限りではない)を担ぎ始めている、・・・まったく昔ながらの、留学したり駐在したりした秀才という呼ばれる者達の、未だに“アメリカでは“”ヨーロッパでは“という類いだ。 それが、経済学者や評論家の机上の駄弁の範囲にとどまっていれば、別段どうということもない。 けれど「政策」に関わることだ。 一般に、誰もが、見解を変える事に躊躇する要など、むろんまったくない。それが問題なのではない。これは違うな、と思えば、むしろ自ら変わって行かなければならない。 しかし、何がどう、なぜ変えることになったか?・・・と問うてみると、「経済の課題の根幹」が何なのか?の「省察」とか「哲学」とかと云われる「何ものか」が、まるで微塵もないかのように、あるのかどうか少しも伝わってこない。 端的に云って、そんな“ヘナチョコ”参与になんぞ国の「政策」を弄られてたまるか? 繰り返し申\し上げるが、何を「目的」とする経済政策なのか?なぜ、10年・15年日本国土強靭化計画を打ち出さないのか? 国会でなすべき肝心の議論が、まるでプロレス興業の場外乱闘とまったく同じで、国会外の、マスメディアが視聴率や発行部数を稼げる形でしか、為されない状況を、打ち破らんとする政治家の登場を、「庶民」はいま一番望んでいる!!・・・下衆な「政治ヤクザ連中」とそれと「付き合い続けてきた者達」の件は、一刻も早く「切り捨て」て、本務に向かうべきだ、と。