初質問です。 4月4日の今村復興大臣閣議後の記者会見が問題(?)となっています。ただ、個人的に は復興大臣が記者に「出て行きなさいと」怒ったとか、質問した記者の態度が失礼だ ったとかいうのは本質的な話ではないと思います。 その記者が失礼だったにしても、質問したかったことは、「福島第一原発事故の影響 で避難している方々の避難用住宅の提供打ち切り問題」です。(復興庁の会見録で確 認しても記者の最初の発言はそれです。) ---------------------------- 復興庁 | 今村復興大臣記者会見録[平成29年4月4日] http://www.reconstruction.go.jp/topics/17/04/20170405115121.html ---------------------------- 復興財源が十\分にあれば、住宅を必要とする方々への避難用住宅の提供の継続ができ ると思います。「財源がないから」というのが打ち切りの原因の全てでは無いでしょ うが一因ではあると思います。 また、会見で記者が「自己責任ですか」と言ったのに対し、今村復興大臣が一旦「え っ」と言って、記者に再度聞かれ「それは基本はそうだと思いますよ」と答えたこと に関して、ツイッター等で「冷たい」と評している書き込みを見かけましたが、緊縮 財政・プライマリーバランス黒字化のためなら支出を絞り、避難されてる方々に支援 する予\算をつけないというのも十\分冷たいと思います。 テレビを中心としたメディアでは(見ないようにしてるので、テレビの内容を記事に してるネットニュースサイトで見る限りは)復興大臣が自己責任論者で冷たいという 点ばかりが強調され、予\算を付けない点は二の次です。また、財源が無く支援したく てもどうしようもなければ、やむにやまれず「自己責任」と答えるしかなかったと思 います。 この問題は今村復興大臣の態度がどうこう言って、安倍内閣を叩く理由が欲しい人々 の材料で終わらせず、復興のあり方、復興財源、ひいてはプライマリーバランス、財 源確保の国債発行の議論にもならないとおかしいと個人的には思うのですが、西田議 員のお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。