2017年5月4日木曜日

< 排除の脅威 >

半島の「統一」が、かの国の人民軍が、西は釜山に「駐留」し、南は沖縄近辺を自由に航行し、北は北海道の目と鼻の先の「北方」に必要に応じて自在に寄港することができる「態勢」と「同期」する、そのような「在り方」を齎す可能\性、を一部の者がようやくのこと気付き始めた“かのよう“である。

 必ずそうなるだろう、・・・、そうならないようにするためにいま出来る事は、膝を屈し腰を折ってまでも、それがどんなに屈辱的な姿であろうと先進国と呼ばれる親中国欧州諸国および中国からオベンチャラ国と云われようとも、米国と組むしか手がない、との認識はとても現実的である、・・・誰が担ってもそうであるより外にない「現実」である。

けれど、それは「政治上の方便」だと捉える構\え方からすれば、意に介することなどまったくない、と云っても構\わない。
実際それが“普通“だともいえる、・・・わずか十\数年前まで、「日本のお蔭で」と口にしていたアジア諸国が、いまや共産中国と事を構\えることなど自身の将来を危うくすることに外ならないなかでいま日本に気を遣うわけにはいかないのだ、と事あるごとに陰に陽に表\明し、日本に加担する国などもはやなくなっていくのはむしろ自然だ。・・・それは自身で立ち上がるまでの「方便」だったのである。・・・その「政治」の過程に何ら悪びれることなどありはしない。


課題はその先にある。
多くの者が、しかし、そこに留まって居てはいけない!と考えているのだ。

なぜ、表\向きの“恰好”だけしかも紙の上でのみ制裁しているかのように大陸中国が振る舞うのか?と問うと、・・・北の現権力の“排除”が、きっと大陸共産中国にラディカルな変動をもたらすだろう、と強く想定される、ことに思い至る。・・・その“自壊”でさえ、共産中国には脅威なのだ。難民のことなどではない、体制の動揺が。
 国がウソ\を、かっての天皇制下の日本軍部の猿真似かと思わせる程そのままに、どうどうと大本営発表\するだけでない、その「民間」と自称される企業や機関が国に代わって嘘で塗り固めている国である、・・・半島と大陸とは不可分に連動している、そのごく常識をいま更に忘れてはなるまいに。

皆さんは、どうお考えか。