「人手不足だから、外国人労働者が必要」は、今では「ノイジー・マイノリテ ィ」ではないでしょうか。私は食品業界を中心に、エンジニアとして15年程働い ています。 仕事上、様々な職種や立場の方と接する機会があるのですが、外国人労働者を求 めるのは、所謂「デフレ脳」経営層が多い感じを受けます。彼らは、コストカッ トして余った利潤を現場で働かない自分に収める、という方法を何十\年も続けて きており、それが正しいと固く思い込んでいます。また彼らは生産性向上など、 やったこともないからか、頭の片隅にもありません。デフレ時代は人が余るので そんなことをやる必要がなかったからかも知れません。逆に、自分の給料は少な くとも給料を社員に率先して回して、自分も現場に出るような経営層がいる会社 は人が離れていない印象を受けます。人手不足と言っている会社の実情はどうな のか、人手を確保出来ている会社との比較が必要ではないでしょうか。空前の人 手不足を、現場の労働者の賃金アップ・景気拡大に繋げるチャンスだと、ここ15 年の中で最近は本当に身をもって感じています。この流れを絶たないためにも、 安価な外国人人材の受入れは一切やめるべきと思います。肉を切って骨を断つ、 べきではないでしょうか。もちろん肉とは選挙で集票に少しは役立つデフレ脳会 社及び経団連、骨はデフレです。