2018年6月7日木曜日

今、私は、黒川紀章著作集 全18巻 勉誠出版 を少しづつ読んでいるところです。

今、私は、黒川紀章著作集 全18巻  勉誠出版  を少しづつ読んでいるところです。
氏は、「新共生の思想」で工業化社会の次は、情報化社会であり、都市と都市を結ぶ
大量輸送機関(リニア新幹線など)によるネットワーク都市論を唱えています。
その中で、ネットワーク都市論の前提条件は、情報化社会において形成されるネットワ
ークであること、都市一つ一つが文化的アイデンティティを確立している。独自の文化
を育て、それを生かした街づくりを行っていること。とあります。
経済の原理で考える限り、小さい都市は、大きい都市にかなわない。工業化社会では、
「吸い上げ効果」が働く。しかし、情報化社会では、「吸い上げ効果」は働かないと言
っています。
先生は、このことについいて、どのようにお考えになりますか?