2017年8月30日水曜日

< ベトナム便り >

< ベトナム便り >
同時に、2つの報道を眺めてみる・・・
?『 米国を除く環太平洋パートナーシップ協定(TPP)署名11カ国は21日、ベトナム・ハノイで閣僚会合を開き、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議までに、協定の早期発効に向けた具体策の検討を進めることで一致した。
 同日採択された閣僚声明は、TPPからの離脱を表\明した米国の復帰を促す方針を明示する一方、日本が目指す「11カ国での先行発効」など具体的な方向性には触れなかった。
 経済規模が突出している米国抜きでの発効を目指すかどうかについては、参加国間の意見の隔たりが大きく、態度を明らかにしていない国も多い。このため声明は、「TPPの早期発効」「米国の復帰促進」といった大まかな一致点だけを示し、11カ国の協調維持を優先した形だ。』(毎日 5/21)

いま一つは、・・・
?『 ベトナムの首都ハノイ(Hanoi)で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合で、米通商代表\部(USTR)のロバート・ライトハイザー(Robert Lighthizer)代表\は21日、米国が環太平洋連携協定(TPP)に復帰することはないと述べた。
 ライトハイザー代表\は記者団に対し、米国は「TPPから離脱し、その決定を変えることはない」と述べた。』(時事 5/21)

そこで念のために、現地のvietnam news(どんな傾向の機関かはしらない)を覗いてみる、・・・apecの記事は見かけるが一見しただけではtppは見当たらないのだ!

 日本のメディアは、何かまだいくばくかの可能\性があるかのように伝えるが、・・・その実態は・・・、
農政評論家山下君や現政権のように、「米国に振り向いてもらう」などと志の低い謂わば「魂胆」では、他国にしてみれば「遠い近隣国」としてのお付き合いであって、誰もまともに相手にしていない、・・・しかも、ご当人である米通商代表\が完全否定(しかも、質問されて答えただけに過ぎないだろうこと明白で、まったく意識にないであろう)している目の前で。
 それはそうだろう、つい先頃まで「意義など無い」とそっぽ向き、何度も完全否定された近頃になって米国からの風当たりを防ぐための衝立にしようと、・・・アジア諸国との基軸となる自身の構\想など微塵もない事がバレバレの、・・・そのふら付いた足で彷徨っている国を、誰がまともに応対するわけなどない・・・自明のことだ・・・「お勉強」などしなくとも透き通るように見通せるものだ、「庶民」には!

 それでも、日本の「識者」達、その実態は高学歴ではあっても単なる似非インテリ「大衆」は、・・・山下なんぞは、「英国に声がけするのもよい」なにぃ?「ベトナムをはずしてもよい」果ては「米国はいずれ米国抜きTPPに入れてくれと云ってくる」と、・・・何?なんだ?・・・チャランポラン!!!

繰り返し申\し上げておく、・・・「構\想」の欠如が、どれほど貧相で惨めな結果しか産まないものか、をいったい何度「体験」すれば気が済むのか?!!!


当初は、憤りだけであった、・・いまはとても観るに忍びない、あまりに貧相で哀しく!!!