< 戦略が・・? > 報道によると、それが共産中国のどのようなメディアなのかは不明だが、こう伝えている、・・ 『アジアの金融機関が協力を強化するための新組織「アジア金融協力協会」が11日、北京で設立式典を開いた。近く正式に発足する。国際的な金融ルールを策定する際にアジアの金融機関の発言力を高めるのが狙いで、中国が主導して設立した。関係者によると、日本のメガバンク3行の中国現地法人も参加する。 中国メディアによると、協会にはアジアを中心に欧州やアフリカを含む26カ国・地域の103の金融機関が参加。理事長には中国銀行業協会の田国立会長(中国銀行会長)の就任が決まった。 同協会は、昨年3月に中国の李克強首相が設立を提唱していた。日本勢は参加に慎重意見もあったが、最終的に本社でなく、現地法人が加わることで落ち着いた。』(共同5/12) その内実は分明でないが、汲み取るべきその意義が何かが、此処では何よりも重要だ。 日本が米国の意向伺いをしなければ、アジアでさえ何も「主体」「指導」性をもった活動ができない、という「無形」の「拘束衣」を纏っていることの表\れである一面もあろうが、戦術よりも「構\想」がとても重大だということであろう、・・・ADB総会での中尾元財務官・総裁の米国依存発言とは大違いだ! 例のTPPも元々は日本でも米国でもないところから出た発案だ。 独自に何事かを企てれば、米国がチョッカイを出してくるということかもしれないが、・・・それを押し返して進める「膂力」を失ってしまっている姿としか思われない!!? だから、国際場裏で、尊重されることもなく、敬意を表\されることもない 独立自存の姿勢を誰でもない自身から放棄しているだけなのだ、・・だから、却って好いようにあしらわれるようになって行ったのである、・・このことに未だに気付かない!!! たとえば、”北”が国際的に孤立しているか?といえば、マスコミの決まり文句とは異なり、そんなことはない「事実」をみればよい・・・喩えが悪いかもしんが! 反米か親米か、親共産中国か反中国か、親日か反日か、・・・等々そんな図式でしか自身もそして相手も見ることができず、考えられず行動できない者達の頭と胸に、他国との関係の「構\想」「戦略」が産まれるはずがないのだ。‥そういう事を教えてくれる!!!