< 置き換えてみれば・・・ > ある報道が、こう伝えている、・・、 『・・・北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3日、中国国営メディアが「朝中関係の悪化の責任を全面的にわれわれに押し付けている」「露骨に威嚇している」などと強く非難する論評を伝えた。 ・・・ 朝鮮中央通信が報じた論評は、中国共産党機関紙・人民日報や系列の環球時報について 「わが国の核保有は国益に反していると騒ぎ、朝中関係の悪化の責任を全面的にわれわれに押し付けている」 「わが国の自主的、合法的な権利、尊厳、最高利益に対する深刻な侵害であり、長い親善の歴史と伝統を持つ善良な隣国に対する露骨な威嚇だ」・・・』(ソ\ウル時事5/3) この時事の記事は、北による中国メディアに対する「論評」、ということだが、その当の共産中国メディアの記事は紹介しない片手落ちの「報道」だ、・・これには、次の「見通し」が付されている・・・ 『・・北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐり、トランプ米政権主導の制裁強化に同調する姿勢を見せている中国に対し、北朝鮮が激しく反発していることを浮き彫りにした格好で、中朝関係の悪化は避けられない見通しだ』と。 何とも陳腐な「見通し」ではないか?・・・共産中国と北の、その中枢の意思決定権者連中は、一度も会談等したことがない、と伝えられている、・・・それが異常なのか通常の事なのかどうかは本当は分からないのだが、・・・半島の者は北でさえも、ときに中国の属国のように振る舞わざるを得ないながらも、歴史上少なくとも付かず離れずの関係を望まなかったことなどあるはずがないではないか!? ・・・方や、属領のように半島を扱い続けて来た共産に限らず中国は、北の核について「実質的に」容認し、若しくは放置してきたものが、まるで一転して反対しているかのように振る舞っている、と自身が喧伝し、またメディアも報道し始めている!! 仮に「論評」するのであれば、メディアも「識者」も、「なぜだろうか?」と、なぜ問わないのか? どんなに一般に流布されたごく限られた我々が手にできる僅かな断片情報によるものであっても、そうした眼で、観てみれば、・・・このようなメディアによる中朝の悪化の「見通し」なる「評論」などに意義があるわけがない!! 一体、課題は何のか? 共産中国は、南シナ海は「昔から中国のもの」だといい、「半島」も元々は中国の領土だった、という認識を、謂わば「国際的な了解事項」として「実効」させる活動を、仮に何百年掛かろうと坦々と粛々と押し進め続ける覇権国家である。 方や、未だ何物でもないがために「口上」のみで果たせる「TPPの打ち止め」を何と「成果」として自慢する稚戯のほかに、何一つ半歩も進めることのできない米現政権が、「信頼」することなどできるわけがなく、共産中国の術中に陥っていくだけで、・・・候補時点の発言として伝えられた事案を「いま時点」での発言と比較してみれば一目瞭然!・・・けっして日本の為に何事かを果たすことなどあり得ない!!! いったいどんな「談合」取引がなされているのか? なぜ、「半島」と中国と米国、そしてロシアとを、「世界」の各地の、そして何よりも我が「日本」の懸案に「置き換えて」想定訓練をしないのか?・・・日本の偉いサン達や、自称学者や外交官やメディアや、総じて似非のインテリさん達は!!! 都議会やら、博打場やら、バンパクやら、さらには何と居酒屋のタバコ???・・・その関連する首長連中のことやら、・・・そんな事ども、そんな者達について、赤絨緞を踏む者が語ってみて、・・・ナンボの事だね、バカばかしい!!! 三大核覇権国の間での「世界」をシェアーする結末に至る覇権構\造の由来と仕組みこそが、その分析とそのための理論構\築とそれに基づく「政策構\想」こそが、身命を尽くして取り組むべき事案だろうが!!!