< 敗退の受け身! >
「構\想」を欠いた、受け身の姿勢は、ただ失望だけを植え付けるものに他ならないことに気付かないのだろうか? 『・・・トランプ政権は国際機関への出資削減方針を打ち出しており、国際協調よりも保護主義的な路線に傾くことが懸念されている。ADBは日米が最大の出資国として運営を主導しており、米国の今後の対応が焦点となっている。ADBの米国代表\理事も新政権発足後は空席のまま理事の承認は遅れており、中尾氏は「トランプ政権でもサポートしてくれることを期待する」と述べ、理事の早期決定を促した。・・・』(産経5/7) これだけみても、米政権が共産中国と「対峙」する考えなど「微塵もない」ことが明白である。 と、同時に、日本のこの「依存」の姿勢が、どれほどアジア諸国との「主体性」を放棄している日本の姿そのものとして彼らに映っていることか、・・・それによってどれほど日本の国益を毀損しているかに、まったく気づいていない!!! トランプ一族が中国と対抗するような施策を採ることなど「絶対」ない!!! 共産中国が懸念する事案をめぐる案件に係る施策を日本が採る場合に、それに繋がるあらゆる事案・機関について、米政権がいささかでも加勢する措置を執ることは「絶対」ない!!! これは、断言できる!! 右翼保守の迷妄と偏狭の賞賛の対象者の実態は如何なるものか? トランプ「家族」は一時的に商売から手を引いても、その姻族たち「一族」は中国との商売で「しこたま」(むろん中国の要人とともに)稼ぎまくる機会を損なうような事をするわけがない。 彼らは日本のことはむろんアジア諸国のことなどまったく関心などなく眼中にない者達である。・・断言できる。 この報道から汲み取るべきは、何か? なぜ、ADBは、というよりも日本がそれを主導する「気概」があるのであれば、日本自身が、インフラ投資案件自体を自ら掘り起し起案する活動をしないのか? ・・・・よく挙げられる例を借りれば、新幹線の売り込みでその技術をいくら自慢して歩いても、それが必要だとする需要自体を産み出す「構\想」が欠けているのだ。 そうしない限り、遠からず「役割を終えた」との声がアジア諸国側から巻き起こり、真っ先に米国が手を引く事態になるだろう、しかも共産中国と手を携えて!!・・・間違いなく。 ・・これまでに、共産中国は十\分にノウハウを習得してきているのである!! 国の、国内だけでない国際の場で、中枢を担う者達の、構\想、思慮や気概の欠如の姿は、本当に真底、我が国の将来を毀損していることを、憂えざるを得ない!!! お勉強がよくできて最高学府を出ていても、そんなことは何物でもない!! 「大衆」(似非インテリ達)とは異なって、「庶民」はそんなものを「高嶺の花」と思うことなどなく、ありがたがることもないものだ 彼らには、理解し難いらしいが 本当に「酷い」ものだ!!