自国通貨を輪転機で増刷すれば済む、徴税なんて不要なのに、という馬鹿げた自称「理論」を、それが解からぬ従来の経済理論は通俗だと非難していた者達が、実は自身が、海外製の「流行」の「理論」を喧伝する「通俗」に他ならないことが露わになった、だけでなく、その仲間達のなかには、革命家を公称する「反人的狂信」に外ならない社会主義・共産主義を持って回る人物を中核に抱える政治団体の元タレント代表者との親和に満ちた経済論議をネット放送するまでに至っている!
「自在」を失った者が、権謀や誤信への執着の果てに、その本来拠って立つべき保塁を自ら突き崩して、どんな反社や反人を事とする者達に対してであっても、如何に容易に同化していくものか、をよく表して呉れている! いまそれは、野党と呼ばれる集団に属する似非保守崩れの容共政治家だけでない、保守を称する集団にも居ついている 「転ぶ」のは、それが自己省察の結果であれば、ただし、その省察が自身の「自在」性に基づく限りでは、他人が問題にしようにも、致し方ない! 考えを改めること自体に課題が有るわけでない、という一般論に希釈されるからである けれども、思想の営為として「恐ろしい」のは、(そして残念なことに誰にでも起こり得るのは)、転んでいることに気付かない、それによって、反社や反人の「思想」(という名の狂信)の机上に留まらない「活動」を「利する」ことになっている状況に気付かないことである! 本来為すべき事、を論じないで、その為の手段を目的や目標に仕立てる、という「逆立ちした世界」に陥りその住民と化した者達(大衆)が、ほぼすべての分野で主流を占める状態が、目の前の「いま」なのだ! そうした陥穽から免れる、その可能性は、「庶民」にしかないのである!!