2017年5月4日木曜日

< お聞きしたい >

ロシア案件は一体いまどうなっているのか?
わずか2ヵ月前のことだ、大騒ぎしていた。
評論家連中はむろん「稼ぎ」に繋がらないことに手を着けることは無いのではじめから対象外だが、・・年を越した途端に、マスメディア・学者・右翼保守も一行も一言もなく、まったくそもそもはじめから何もなかったかのようだ?!!

 ロシア本土での経済案件はどんなものになったのか?
島でのロシア法下でも日本法下でもない管理方式なるものはどんなものなのか?
いったい、どうなったのか?
もし、まだ思案中だというならば、それはそれで、どんな「案」があり得るのか?

立場を替えて、もしも仮に日本の、他に引き渡すことなど絶対ないと主張する領土内で、自身の法が及ばない事案や地域などという“あり得ない構\想“を交渉や取引の対象とするとなれば、どのような状況になるだろうか?と想ってみれば、分かるであろう、・・・ただでさえ「前時代的な」右翼保守と左翼は、ともどもに、それこそ共謀罪の対象となる集団と化すだろう。
 なぜ、議論しないのか?

? 北への制裁 
昨2016年の11月にチョット触れたことがある。
『 報道によると、加藤拉致問題担当相は5日、福井県越前市内で講演し、核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対して、こう述べたそうだ
「 核やミサイルの開発には、断固として強く対応する。国連安全保障理事会の制裁決議や日本独自の制裁を検討中だ 」(11/5) 』
 ほぼ4ヵ月前だ、・・・「検討中だった」その間およびその後、何をどうしたって?!
 いま、どうしようとしているのか?

歴代、自民・民主ともども、北や共産中国に対しては、日本が何事かできる時に何もしなくて、できもしない時に何事かできるかのように振る舞っている。


例えば挙げてみたに過ぎないこれらの優先度はともかくも、自身の任期のうちにとは口癖の様だが、空疎感だけ漂う中で、この2月央には読売によると支持率66%だそうだ。

でも、2カ月ほど前の昨年末にチョット触れて置いたが、いまも全く変わらない、・・
『 たまに発表\される支持率世論調査はときどきの話題に触れては右に左にそして上に下にと振れて留まることは無い、・・・問題であるのは、しかし、一つひとつの課題はせいぜい一・二週間、1ヵ月も留まることなく忘れ去られていく、という事実だ・・・何が、いったい政策目標だったのか?どんな手立てが講じられて、その“経過”はどのようなものだったのか? 』(20161225)
 
先日(2/11付け)日経の小さなコラムにはこうある、
『 ・・・看板を掛け替えて会議を立ち上げるだけだから、実際に成果が産まれるはずはない。・・・「やってる感が大事」だと意識して行動しているのだという。・・・「やってる感」だけでなく、実際の成果を出してもらいたい 』
その実態にようやく気付き始めてちょっとだけ皮肉ってみせている図だが、マスメディアではせいぜいここまでだ、・・・具体の議論をしないのだ。こんなもので原稿料稼いで・・。

代替する人財が居ない「かのよう」な事態のその事の重大さ、を思い知ることになるのではないか?

皆さんの感想は如何か?