こんにちは。安保法制の採決、本当にご苦労様でした。 今回の採決の過程を見ていて、最も奇異に感じたことは、野党が女性議員を並べて、排除しようとすると「セクハラだ」と叫んだことです。彼女たちは普段、「女性の権利」を主張されているわけです。その彼女たちが、逆に自分たちの「性」を利用するかのごとき愚行を働いている姿を見て、さすがに驚いた次第です。 あの作戦を発案したのが誰かは知りませんが、仮にそういう指令が野党の幹部から発せられたとして、彼女たちはそれに怒らなかったのでしょうか。「いくら安保法制に反対だからと言って、私たちの年来の主張からしてそれはできません」という程度の反発はしてもらわないと、彼女たちに今後「女性の権利」とか、「男女共同参画社会の実現」などを訴える資格はないものと思います。 加えて言うならば、全国で女性運動をやっているみなさんには、安保法制への賛否とは別に、このことにきちんと「怒りの声」をあげてもらわないと、示しがつきません。「女性の地位向上」のために、まじめにがんばっておられる方々は大勢いらっしゃることと思いますが、そういう方々の努力を水泡に帰すかのごとき今回の愚行について、西田先生のご見解がございましたら、お伺いしたいと思います。 追伸:怒りに任せて質問文を書いてしまいましたが、西田先生にわざわざお答えいただくような内容でもないかも知れません。申し訳ありません。