西田先生、参院選おつかれさまでした。 私は、林業に従事している作業員です。 今回、先生に伺いたいのは木材の自由化についてです。 日本では、昭和39年に木材の輸入が自由化され、年々国 産材の価格が下落し続けました。当然、林業事業体の経 営は厳しくなり、私たち現場作業員の給料も、命懸けの 仕事であるにも関わらず、信じられないくらい安くなっ てしまいました。 事業体は、各地方の国産材をブランド化するなど、差別 化することで対抗していますが、低価格で広大な森林面 積を持つ海外には、どうしても勝つことはできませんで した。(海外の木材と国産材を競わせるというのは、例 えるならヘビー級とフェザー級のボクサーを戦わせて強 いのを決めよう!というのが近いかも知れません。) 自由化などしたら、こうなることは自明の理というか、 バカでもわかることだと思います。改めて、tpp、fta 恐ろしいですね。 さて、本題なのですが、木材のように輸入自由化してし まったものというのは、再度関税ブロックすることは難 しいのでしょうか? 私としては、関税をかけ、林業と日本の木材を守って欲 しいと思っています。