欧州では、かねてから懸念されていた通り、移民問題が大きな政治問題となり、 欧州連合(EU)欧州議会選挙・各国議会選挙において、「移民政策の見直し」 を標榜する政党が躍進しました。 にも関わらず、自民党は8日、外国人労働者の受け入れ拡大について検討する特 命委員会を新たに設置し、15日に初会合を開くことを決めたようです。 もしも移民政策が実現すれば、中国・韓国から大量の移民がやってくることでし ょう。そして、安価な賃金の彼らが雇用され、日本人は職を失います。日本人の 少子化は促進されることでしょう。そして、民族問題も抜き差しならぬ状態にな ることは必定でしょう。 また、移民政策に限らず、「新自由主義」的な「成長戦略」は、「投資家」「大 企業の経営者」に恩恵をもたらし、「政府」「労働者(国民)」に負担を負わせ る事が世界的に明白になっています。 安倍政権の外交・防衛政策は見事だと思いますが、「移民政策」のゴリ押しは、 賢明とはいえません。もう「新自由主義」的な「成長戦略」は、お止めになった ほうが良いと思います。 今度の参議院選挙への悪影響が懸念されます。 西田先生、私達自民党支持者はいつまで我慢したらよいのでしょうか。 御一考願えれば幸いです。