2021年8月8日日曜日

MMTを知って以来、この考えに大きな希望を持ちました。

MMTを知って以来、この考えに大きな希望を持ちました。今後はMMTを基礎とし
た考えで日本の政治経済を回して欲しいと強く願っている者です。

そこで質問です。

MMTに希望を持っているものの、私の中に残るかすかな記憶に、バブル崩壊後
の宮沢内閣における財政出動にまつわる失敗が残っています。それについての
西田先生の見解を教えていただけますようお願い致します。

当時宮沢内閣は、92年から93年にかけて4度にわたり合計45.2兆円の建設国債
を発行し、有効需要の下支えを行ったのですが、結局デフレ不況は止めること
はできませんでした。「建設会社だけが儲かっただけだったな」というのが当
時の自分の感想でした。

西田先生はこの失敗の原因は何だったとお考えでしょうか?
額が少なく中途半端だったということでしょうか?