2016年11月7日月曜日

< 朝貢関係が支配するアジアへ > 

< 朝貢関係が支配するアジアへ > 
 AIIBの発足に向けて動き出した時点で、韓国含めアセアン諸国だけでない利益獲得を第一原理とする欧州各国が靡いて行った時点で、既に勝負がついていた
G7は有名無実化するだろうという予\想が、つい先日のサミットで証明されたのは至極当然だ
何らの影響力も発揮されていない
実際、そこで何がなされどんな実効性のある効果が出ているのかね?
政府と周辺のオベンチャラ評論家とが自画自賛し、地元のメディアが観光地の宣伝に使っただけである
フランスもドイツも相前後して中国詣でし、英国は基幹産業分野で身売りしているのに

それよりズッと以前に、米国財政赤字枠規制による旅費不足によってアセアン会議に参加しない、などという、呆れかえるしかない矮小オバマの無能\ぶりが、アジア重視とは口先だけであることを実証し、もはやアジアで米国が影響力を発揮することはできないことを、日本以外のアジア諸国政府は、既に実質的に見切っていたのである

数日前、ベトナムの首相は、北京詣でをして李克強と経済だけでない、人民軍の歓迎を受け、問題の海洋での互恵的協力を話し合ってにこやかに握手し文書にサインしている(vietnam news)

日本の首相や自民の有力者が、フィリピンやベトナムに出向いて、中古の小船を一・二艘貸与して、数百艘に及ぶ軍艦を含む中国船が浮かぶ南・東シナ海の共産中国に立ち向かいましょう、とふれ回っている傍らで、である

韓国は誰がなろうと次の大統領はむろん、それを待つまでなく朝鮮半島全体が、そして、アセアンは一国の漏れもなく、朝貢外交路線を是として突き進むだろう、・・そのような状況の到来に、3年いや2年も要しないだろう

日本で、共産革命は起こらないし起こしてはならない、がしかし“保守”革命とでもいうべき事態が起きるかも知れない・・・そう望む者が現われるだろう

貴殿はどうする?