「経済・産業・環境エネルギー政策」「1、デフレ経済の根幹を正す」を拝読しました。 (「問題意識」には異議がありません。「政策の展開」について、内容と施策について、私は反対ではありませ ん。) 林業に関して、御料林の復活(拡大)を(宮家の復活と合わせて)考えられては如何でしょうか。皇居を訪ね、 見事な木材の利用を目にした小林秀雄の「天皇(皇室)とは、あれは林業ですな」という言葉ではないですが、 宮家の復活に伝統的な実業(林業)の復活と、環境保護、一次産業復興を併せると国民心理的にも(一次産業 の)応援が考えやすくなるのではないでしょうか。 日本で生産される木材そのものについて、QCD(品質、費用、納期)を、行き過ぎて活力を奪わない程度に担 保した上で、日本の建築基準法の中である一定の比率で利用を義務つけるのは危険でしょうか。間伐材を、火力 として使う(発電、各種ボイラーなど)際の優先的な燃料とするのは、これも無理でしょうか。「日本型地域適 合複合経営」には、国内の都市部(下流、消費側)がうまく噛み合っていける工夫も大事ではないかな、と思い ました。 書かれていることと重複する蛇足かもしれませんが。