2016年3月22日火曜日

「1、超高齢社会を支える社会保障制度を確立する」を拝読しました。

医療・福祉・雇用政策

「1、超高齢社会を支える社会保障制度を確立する」を拝読しました。「1.問題意識」について、概ね同感で
す。

「2.政策の展開」について、落ち着いて、現実的に考えるなら確かにこういった内容になるのだろうな、とい
う事で素人からは付け足して言う事はありません。

一点気になるのは、「村社会」に馴染めない、あるいは「地元」に働き口(女性の知的労働など含む)がないこ
とから都会に出たところ、「共同体」に入れない、あるいは、作れないまま「孤独死」の方向に向かっている人
達が現にいるとしたら、考えられるのは二つの方向かと思いました。

地元に、職場がある(職を作る)、村社会の雰囲気の向上(困難でしょうか)、本来こちらの方向の方が、人口
の分散化、無理のない発展、民族の維持につながるように思います。そう考えると、ケインズ的手法での新幹線
ネットワークの構\築(特に現在未整備なエリア、特に日本海側)は、大きなポテンシャルがあるのでは、と思わ
されます。


もう一方は、出先(新住民)のコミュニティの形成でしょうか。これはこれで、世代にまたがる継続性を実現し
ないとなると相当に難易度が高い気はします。自分自身の経緯経験を考えると、やはりある程度は、「閉じた」
継続した社会を考えないといけないのではないでしょうか。ある程度の閉鎖性を悪とはせず、考えなければなら
ない事なのだろうと思う次第です。(西部ゼミで前文部大臣が仰っていたような事かもしれません)