「健全な財政」=「短期のPBの黒字化」という解釈の変更は可能ですか? そしてその解釈の変更を財務省に迫れますか? 私は財務や経済の門外漢ですので的外れの意見かもしれません。 緊縮財政の根拠といわれる財務省設置法第3条の「健全な財政の確保」という 文言の解釈が「PBの黒字化」と言われてますが、そもそも「健全な財政」と はPBの黒字化のみをいうのでしょうか。 短期的にはそうですが、長期的には「“短期”のPBの赤字化」も「健全な財 政」の解釈の範疇に入るように感じます。短期のPBの黒字化のみに固執すれ ば、歳入が減り続けより財政が悪化することは、西田議員の主張する通りで す。 そうであれば、長期的なPBの黒字化を達成するためには、短期のPB赤字もそ の「健全な財政」のうちに入り、「健全な財政」の目的に適うと思うのです が。 財務省が主張するPBの黒字化は、短期的なもののみなのか、それとも長期的 なものも含むのか。短期のみにこだわる場合は、財務省の出世ゲームでしか ありませんが、長期を含むのであれば、それこそ財務官僚の腕の見せ所のよ うに思うのですが。 また、そもそも「健全な財政」というのは、「国民生活の安定と向上に資す る」というのが、最も「健全な財政」という文言の解釈に適うように思いま す。