2021年3月5日金曜日

「健全な財政」=「短期のPBの黒字化」という解釈の変更は可能ですか?

「健全な財政」=「短期のPBの黒字化」という解釈の変更は可能ですか?
そしてその解釈の変更を財務省に迫れますか?

私は財務や経済の門外漢ですので的外れの意見かもしれません。

緊縮財政の根拠といわれる財務省設置法第3条の「健全な財政の確保」という
文言の解釈が「PBの黒字化」と言われてますが、そもそも「健全な財政」と
はPBの黒字化のみをいうのでしょうか。
短期的にはそうですが、長期的には「“短期”のPBの赤字化」も「健全な財
政」の解釈の範疇に入るように感じます。短期のPBの黒字化のみに固執すれ
ば、歳入が減り続けより財政が悪化することは、西田議員の主張する通りで
す。

そうであれば、長期的なPBの黒字化を達成するためには、短期のPB赤字もそ
の「健全な財政」のうちに入り、「健全な財政」の目的に適うと思うのです
が。
財務省が主張するPBの黒字化は、短期的なもののみなのか、それとも長期的
なものも含むのか。短期のみにこだわる場合は、財務省の出世ゲームでしか
ありませんが、長期を含むのであれば、それこそ財務官僚の腕の見せ所のよ
うに思うのですが。

また、そもそも「健全な財政」というのは、「国民生活の安定と向上に資す
る」というのが、最も「健全な財政」という文言の解釈に適うように思いま
す。